こんにちは。宮城フォルケスタッフのまこちこと、山谷真子です。
さて、2024年2月29日〜3月2日に大崎市鳴子地域で開催しました「宮城フォルケ ショートコース」についてレポートをお届けしております。
今回は、いよいよ最終日のレポートです。
最終日のテーマは「社会と私と、つながる」
この二日間の出会いや対話の時間を振り返りながら、このコースのテーマである「生きる」を考えていきました。
最終日の民主的ダイアローグの会場となったのが、中山平コミュニティセンター。
このコミュニティセンター、なんと温泉熱を利用した暖房となっており、建物全体がとっても暖かいのです。
そんな心地よい会場の中で、参加者の方がファシリテーターとなり、マインドフルネス瞑想を行ったり、柔軟体操やストレッチをして身体をほぐしていきました。
こんなふうに、スタッフだけでなく、参加者自身がご自分の得意なことを活かして、場づくりを行ってくださるのフォルケの醍醐味かな、なんて思っています。
さて、気持ちを整え、身体もほぐれたところで、最後の民主的ダイアログです。
まずはこの二日間を通してご自身が感じたことを3つキーワードを挙げ、それを持ち寄って、まとめていきます。
真剣な表情のみなさん。
あれれ?こちらはリラックスムード全開!!!笑
自分が感じたことや思ったことを言葉にする難しさも感じつつ、
でもそれを受け止めてくれると信じられる仲間の存在に、とても助けられました。
Aグループで出てきたキーワードは、「優しさ」「つながり」「あるがまま」その真ん中に「生きること」というキーワードが出ていました。
仲間や自然と調和し、つながりを感じることができた時間。
一人一人が「自分らしく」「あるがままの自分」でいることの素晴らしさを感じたとのことでした。
Bグループでのキーワードは「知る」「愛」「ライフ(人生)」
鳴子地域の方々から自然のことや地域料理、神社やお寺などの文化のことを教えていただき、さまざまなことを「知る」ことができた。
また、参加者のことも対話やアクティビティを通して少しずつお互いに「知る」ことができ、そういった体験から、「自分の人生をどう生きるか」といった考えにつながっていったようです。
お昼ご飯は、地元鳴子地域で採れた「ゆきむすび」というお米で作られた「ゆきむすび弁当」をいただきました。ご飯を食べながらこの三日間をじっくりと思い出し、終わってしまう寂しさも出てきましたね。
最後は「自分にとって生きるとは?」をお一人お一人がこの三日間で感じたことを振り返りながら、丁寧に言葉にしていく時間を過ごしました。
短いながらもとっても濃い三日間を共に過ごしたみなさんと、ハグをしてお別れ。
目に涙を浮かべていらっしゃる方も多くいらっしゃいました。
「あるがままの自分」と向き合い、言葉を紡ぎ、それをお互いに受け止め合うこの尊い時間に、涙しているようでした。
さて、ここまで宮城フォルケショートコースの3日間のレポートを読んでいだき、ありがとうございました。
次回は、今回参加してくださったみなさんの声をお届けしたいと思います。