今回は、フュン島にあるノーフュンスホイスコーレを紹介したいと思います。
(デンマークにはコペンハーゲンのあるシェラン島、おとなりのフュン島、そしてユトランド半島と大きく分けて3つの地域があります。)
ノーフュンスホイスコーレは、岩手県一関出身の日本人の千葉忠夫さんが立ち上げたフォルケホイスコーレです。私、デンマークを知りたいと、一番はじめに買った本が千葉忠夫さんの「世界一幸福な国デンマークの暮らし方」でした。現在は、退任されていて、副校長に日本人のももよが就任されています。
いつも、訪問すると写真に写っているお部屋で、ももよさんや留学生と長い時間お話しします。フォルケに留学している皆さんは、本当にオープンマインドで、不思議なほどすぐに打ち解けます。これって、人間力なんでしょうね。自己表現、自己開示が上手なんです。素敵な留学生の皆さんでした。
●学校の成り立ち
岩手県一関市出身の千葉忠夫氏が立ち上げたフォルケホイスコーレ。古い小学校を活用して、開校しました。社会福祉を専門としていて、日本との交流を大切にしています。多様な人たちが集まる環境から、グローバルで活躍できる人材を輩出しています。
●学校の規模
生徒さんの人数は、全体で50人ぐらい。Aサブジェクト、Bサブジェクトから授業を選べるようになっていて、福祉を基礎とするSOSU、Life Educationなどメインとなる講座と、ダンスやミュージック、DIYなどの講座が組み合わさって成り立っています。本格的なデンマークの講座が、一部日本語でも受けられることが特徴です。福祉国家デンマーク、福祉を専門にしているからといって、福祉のノウハウを教えるわけではなく、福祉の考え方から、ものの味方考え方を自然と身に着けるという感覚。
先生は10名ぐらいおられます。
●一日のスケジュール
午前、午後、多いときは3コマの授業があります。
ゆったりとしたスケジュールですが、ハウンソよりも少し忙しそうです。
(何時から始まるか、忘れてしまいました。。。)
授業の進め方が、実践的です。
前の授業のリフレクションからはじまり、その日のInput、そしてグループワーク、そして実践。答えがないものも多いですが、そこを対話を通して考えるのがフォルケですね。
●見学や滞在について
ももよさんにご連絡をして、調整していただき見学を受け付けてくださいます。
ノーフュンスホイスコーレでは、ももよさんからフォルケの精神、フォルケとしてあるために大事なことを毎回学ばせていただいています。